DVD ワーナー・ホーム・ビデオ 2004/10/29 ¥3,129
監督マーティン・スコセッシが、実在の人物ヘンリー・ヒルを描いたマフィアもの。組織の抗争劇ではなく、一青年のファミリー内での30年にわたる生き方に焦点を当てている。元マフィアのヘンリーは栄華を極めるが、麻薬売買に手を出して追い詰められていく。自分の命を守るため、兄貴分のジミーをFBIに売り渡して証人保護制度を受け、今では名前も住む場所も変え、ひっそりと生きているという興味深い実話がベース。
イタリアンマフィアといえば、ファミリーの男たちが食材の調達やキッチンに立って手早く料理をするシーンがふんだんに使われるが、この作品もヘンリーの成長にポモドーロといった食べ物のエピソードが登場する。またストーリーに沿って流れる音楽は50〜70年代の人気ロックナンバーで、まるでロック史を聴くようだ。
う〜ん、面白い。スコセッシ臭プンプンの作品。でも、過去のスコセッシ作品のを見てると、少々その見せ方にマンネリを感じなくもない。僕は「ミーン・ストリート」が大好きだからね。
それにしてもマフィアの世界って気が休まらないなあ。昨日の友もいつ殺されるかわからないんだからね。恐い恐い。
スコセッシは深作欣ニっぽいよね、映画の感じが。
黒澤の「夢」にでてたよね。眉毛がふといなあ。

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