ISBN:4469261815 単行本 友末 亮三 大修館書店 1990/06 ¥1,680
努力なしで上達する特効薬はない。だが、技術練習だけに没頭するのは危険だ。テニスの個々のプレーをイメージしながら、科学的理論に裏づけられた正しい体力トレーニングを計画的に実践すること、これが、テニス上達の最短距離なのだ。テニス歴20年以上、スポーツ科学の研究歴が10年になろうとする著者が、経験とカンのみに頼る従来のトレーニング方法を解剖し、最新のスポーツ科学の研究成果をふんだんに取り込みながら、現時点では最も効果的であると考えられるトレーニング方法の数々を、具体的に紹介。

目次
第1章 テニスはどういうスポーツなのか(ストローク動作を科学する テニスに必要な体力を科学する)
第2章 トレーニングの具体例
第3章 トレーニング計画の立て方(年間計画と週間計画 パワー・トレーニングの理論 ジュニアの場合)
第4章 トレーニングの効果
テニスの技術論を書いた書物は数あれど、テニスのフェジカルやメンタルの面のトレーニングを焦点にした書物というのは、まだまだ少ない。科学的な実証を踏まえて、テニスに最適なフィジカルトレーニングを紹介するこの書物は貴重である。高校時代にこの本を読んでいればと後悔してもしょうがないが、もし読んでいたなら、結果もおのずと変わってきていただろうに。
テニスの上達を志す、大会常連者は、必読の書といって過言ないだろう。  

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