映画 『気狂いピエロ』
2004年12月20日 映画〔洋画〕
DVD アミューズソフトエンタテインメント 2002/09/27 ¥3,129
一言、わけがわからない。というと、怒られちゃいそうだけど、自分にうそはつけませぬ。
ゴダールはよくわかりません。
ラストは溝口健二の「山椒太夫」の引用といわれているね。
パリからフランスを縦断して南仏に向かう、フェルディナンとマリアンヌ。マリアンヌは彼をピエロと呼び、彼は「違う、フェルディナンだ」と答える。パリを去るのは日常の悪夢から脱出するため。だが、南仏に何があるのだろうか? 冒険活劇漫画『ピエ・ニクレ』を携え、愛と永遠を求めてさすらう2人。だが、青春は常にアナーキーで、暴力的で、犯罪に彩られていた。2人のささやきはランボーの詩。「見つかった」「何が?」「永遠が」…。頭にダイナマイト巻いて、「こんな死が・・・」とつぶやいて自爆。
『勝手にしやがれ』で、映画と青春の新しい波「ヌーヴェル・ヴァーグ」の誕生を告げた鬼才ジャン=リュック・ゴダールが、長編劇映画10作目にして頂点を示した作品だ。全編シナリオなし、即興演出で撮影し、「それは冒険映画だった」「それは愛の物語だった」と言われるような作品となった。
一言、わけがわからない。というと、怒られちゃいそうだけど、自分にうそはつけませぬ。
ゴダールはよくわかりません。
ラストは溝口健二の「山椒太夫」の引用といわれているね。
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