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アル中で暴力的だった父と同じ道をたどる不安を抱えた警官が、組合幹部の事故死の裏に陰謀があると疑うが・・・。中年警官の転落を描き出したハードな人間ドラマ。ラッセル・バンクスの「狩猟期」の映画化。ニック・ノルティ、ジェームズ・コバーンほか出演。
わかってる。ほんとは彼は心やさしい人間なんだ。彼の父親とは違う。それは彼がそう願ってきたことであり、努力してきたことなんだ。でも回りにはそんな努力なんて関係ないんだよね。対面したときにあらわれる行動でその人の印象なんて決まってしまうんだもんね。彼は努力した。努力した時点で父親とは違う。周りのもっと深い理解があれば、きっと彼は本当によい人間でいられたはずだ。だけど、運命は皮肉にも努力とは無関係に転がる。そして、窮地で、最終的に人の行動を基礎付けるのは、血、なんだね。血筋。
上記は僕の本心ではないけど、こういった感じの映画。でも言いたいことはわからなくもない。僕も父親のようになりたくないって思ってきたし、父と同じ放蕩の血があるのかと思うと不安でたまらないから。

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