映画 『悪魔のくちづけ』
2004年12月13日 映画〔洋画〕
DVD ハピネット・ピクチャーズ 2003/07/24 ¥2,940
ユアン・マクレガーの演技が品があってとてもよかった。でもちょっと設定が強引過ぎるかなあ。
17世紀末のイギリス、ある地方の領主トーマス(ピート・ポスルスウェイト)は森に庭園を造るため、造園デザイナーのメナー(ユアン・マクレガー)を雇うが、トーマスとの愛が冷め始めていた妻ジュリアナ(グレタ・スカッキ)は、次第に彼に惹かれていく…。ユージュアル・サスペクツ面白かったよなあ。なんて思いながら見はじめたけど、これはいささか現実離れしてるというか、幻想的な作品だねえ。いとこが悪役に徹してるなあ。
名撮影監督フィリップ・ルスロの監督デビュー作。まるでホラーのような邦題だが、内容は造園計画の背後に潜む陰謀をロマンティックに描いたサスペンス映画。また、領主夫妻の娘テア(カーメン・チャップマン)が予知能力の持ち主であるなど、ダークなファンタジック要素もまぶされている。造園の描写にもすこぶる力が入っており、本作の真の主役はこの庭なのではないかとまで思わせるものがあった。ユアン・マクレガーをはじめとするキャスティングの妙もよい。『ユージュアル・サスペクツ』の製作チームが贈る、甘く危険な愛憎ミステリー。
ユアン・マクレガーの演技が品があってとてもよかった。でもちょっと設定が強引過ぎるかなあ。
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