映画 『青いドレスの女』
2004年12月10日 映画〔洋画〕
DVD ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2000/02/25 ¥3,990
戦後まもなくのまだ黒人差別バリバリのころのアメリカでの政治陰謀劇。黒人の血ってのはこんなにも嫌悪されていたんだなあ。
血の重み。血縁の重みは変えられない宿命として、人の人生にのしかかっていたのだなあ、この時代ってのは。
ハードボイルド固ゆでの卵。
1948年のロサンゼルス、失業中のイージー(デンゼル・ワシントン)は行きつけの酒場で知り合った胡散臭い男(トム・サイズモア)から、ダフネ(ジェニファー・ビールス)という女性を探す仕事を依頼される。捜査の過程で殺人事件に巻き込まれ、その容疑者に仕立て上げられながらも、彼はようやく青いドレスをまとうダフネを探し当てるが、そこでまたも新たな殺人事件が起きてしまう…。デンゼル・ワシントンはインテリの黒人がはまり役だと思うので、こういう役を演じていても、どこかインテリジェンスを芬芬と醸してる。
名優デンゼル・ワシントンが主演したミステリー映画。ウォルター・モズレイの原作小説は、当時の大統領クリントンも愛読していたとか。往年のハードボイルド探偵映画を彷彿させるタッチが懐かしくも心地よく、ひとときの魅惑的な悪夢に観る者を誘う。J・ビールスの悪女ぶりも大いに官能的で良い。監督はカール・フランクリン。
戦後まもなくのまだ黒人差別バリバリのころのアメリカでの政治陰謀劇。黒人の血ってのはこんなにも嫌悪されていたんだなあ。
血の重み。血縁の重みは変えられない宿命として、人の人生にのしかかっていたのだなあ、この時代ってのは。
ハードボイルド固ゆでの卵。
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