ISBN:4022642408 文庫 アレックス・カー 朝日新聞社 2000/09 ¥714
四国の平家の落人の里に民家を買って城と称し、坂東玉三郎と親交を結び、日頃は京都・亀岡の天満宮の庵に暮す。書画骨董、歌舞伎、古都を愛する一風かわったアメリカ人の日本美見聞録。失われつつある美しい日本の姿を残していきたいという情熱、日本への愛情が行間ににじむ。

目次
第1章 お城を探す
第2章 祖谷
第3章 歌舞伎
第4章 美術コレクション
第5章 日本学と中国学
第6章 筆で遊ぶ
第7章 天満宮に住む
第8章 バブルの経験
第9章 僕の「関西七番巡り」
第10章 続「五番巡り」
第11章 奈良の奥山
第12章 東西の文人たち
第13章 東南アジア
第14章 最後の光を見ることができた
こういう生き方もあるなあ、とうらやましく思った。
京都の祇園、驚いたのが、今ある木造建築は保っていくようにされてるのに、新しく、木造建築を建てることを禁止されてるんだって。火災予防なのだろうけど、それじゃあ、コンクリートと金属だらけになって、京都の景観がどんどん失われていっちゃうよ。やっぱそれってなんだかなあ。
僕は将来、京都に住みたいという夢を持っているけれど、住むなら、ちょっと勇気を出して、廃屋を改造して住んでもいいなあ。

義と理の本を読む
法帖の字を学ぶ
親友と清談する
花に水をそそいで、竹を植える
香を煎じて、茶を点てる
船に浮かんで山を観る
他の楽が有るといえども
吾は変わらない


こんな風になりたいものだね。

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