映画 『アメリカン・サマー・ストーリー (アメリカン・パイ 2)』
2004年12月2日 映画〔洋画〕
DVD ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2002/07/05 ¥3,990
相変わらずのテンションで突っ走って、相変わらず、自然に声だして笑える作品であって、まあ、ニューズウィークなんかで社会的問題として取り上げられている、パーティーで通りすがりの乱交セックスなんかも、この映画では、ものすごく良心的に取り上げてるというか、肯定的に写るのは、現に若者たちがこうゆうことやってるという紛れもない現実であることから、この映画には罪はないのだろうけど、何も考えなければ、いたってバカ映画で、微笑ましいのだけれど、そういうことを考えてしまうと、幾分心が濁ってくる作品でもあるわけであって、功罪両面ありますな。
おバカな男子高校生の童貞喪失物語『アメリカン・パイ』の続編。大学生となったおなじみの5人組が、またもやアブない夏をエンジョイする。前作よりもややバカらしさが弛緩したかなあと思うのは、この類の笑いに若干免疫ができたからなんだろうなあ。
前作ではやっとのことで童貞を捨てたジム(ジェイソン・ビッグス)だが、その後のセックス経験はさっぱり。憧れていたナイスボディの留学生ナディア(シャノン・エリザベス)との再会を控え、オタク少女のミシェル(アリソン・ハニガン)に頼んでセックス・レッスンをしてもらうことに。しかしいつしかジムの心はミシェルに傾いていく…。
セックスや恋愛に対して変にドライにならず、素直に憧れたり妄想したりする少年たちに乾杯! バカバカしくも、健康的な青春コメディーである。見終わった後、すっきり、ほんわかした気分になれるのは前作同様。メインキャストはもちろん、小さな脇役まで前作の引き継いだキャスティングをしているところもナイス。前作監督のポール・ウェイツは製作総指揮に回り、パロディコメディ『ギリーは首ったけ』のジェームズ・B・ロジャーズがメガホンを取っている。
相変わらずのテンションで突っ走って、相変わらず、自然に声だして笑える作品であって、まあ、ニューズウィークなんかで社会的問題として取り上げられている、パーティーで通りすがりの乱交セックスなんかも、この映画では、ものすごく良心的に取り上げてるというか、肯定的に写るのは、現に若者たちがこうゆうことやってるという紛れもない現実であることから、この映画には罪はないのだろうけど、何も考えなければ、いたってバカ映画で、微笑ましいのだけれど、そういうことを考えてしまうと、幾分心が濁ってくる作品でもあるわけであって、功罪両面ありますな。
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