DVD ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2003/03/07 ¥3,990
38歳の独身男ウィル(ヒュー・グランド)は、親の遺産のおかげで働きもせずに悠々自適の生活を過ごしていた。そんな彼の前に、12歳の少年マーカス(ニコラス・ホルト)が現れ、たちまち彼の生活はかき乱されていく。しかし、マーカスは深刻な問題を抱えていることがわかり、次第にウィルは自分に欠けているものを認識するようになる…。
『ブリジット・ジョーンズの日記』の製作者がお届けし、二枚目ヒュー・グラントがのほほんとしたぐうたらジコチュー男を好演しているハートフル・ヒューマン・ドラマ。監督はドタバタ・コメディのヒット作『アメリカン・パイ』のポール&クリス・ウェイツ兄弟だが、ここでは一転してほのぼのとした味わいをうまく醸し出している。
ヒュ―・グランドがいい演技しとる。友達と一緒に見に行ったんだけど、その友達は、落ちがハッピーエンドで満足してた。社会的自殺ってのには笑ったけど、そういった感覚は日本だけじゃなくて世界共通なんだなあ。
全校生徒の見る文化祭で「キリングミー・ソフトリー」だっけ?を歌うってのは、日本でいうと、文化祭で「おふくろさん」を歌うようなもんなのかも。う〜ん、そりゃあその後の学生生活での社会的自殺になりうるのかもなあ。ほんとは、堂々と何でも歌えば立派だと思うけど、大衆の意識の波は個性のあるものを排他する方向に動くからねえ。
人間として、確固とした立ち位置を持ちましょう、的な映画。

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