映画 『雨の朝パリに死す』
2004年9月27日 映画〔洋画〕
DVD アイ・ヴィー・シー 2002/03/25 ¥3,675
享楽に生きていた妻もいつしか年を重ね、現実を見つめなおす。しかし、小説家になれない夫は、享楽に逃げ場を見出す。
金がいくらあっても、生活に困らなくても、それが必ずしも幸せに結びつくわけじゃないんだよね。
フィッツジェラルドの短編小説「バビロン再訪」の映画化。第一次大戦後のロストジェネレーションを描いた原作を、ブルックスは舞台を第2次大戦直後に置き換えた。終戦の日に知り合った新聞記者と美女が結婚。作家を目指す夫はボツ原稿に苛立ち、夜遊びに耽ける享楽主義者の妻は雨に濡れて病死する。テイラーの奔放というより、むしろ可憐な美しさが印象的なメロドラマ。テイラーの不倫相手の青年役で若いムーアが出演。あっ、これは原作読んでないやあ。新潮文庫の「フィッツジェラルド短編集」にでも入ってるのかな。
享楽に生きていた妻もいつしか年を重ね、現実を見つめなおす。しかし、小説家になれない夫は、享楽に逃げ場を見出す。
金がいくらあっても、生活に困らなくても、それが必ずしも幸せに結びつくわけじゃないんだよね。
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