ISBN:4091847366 コミック 松本 大洋 小学館 1996/06 ¥918
こういったスポーツ漫画は、進んでいくうちに必ず、「〜ショット」みたいな必殺技が出てきて、興ざめしてしまうのだが、このピンポンはまっとうに卓球を描いてて、且つストーリーも、卓球の味を損なわずに、しっかりと、自分の哲学を通している。
つまり、なんだな。松本大洋の非凡性。この作家のマンガ界にしめる位置みたいなもんが、なんとなくわかってきたよ。
この作者の絵は、一般的にとっつきにくいと思うけど、彼の作り出す世界観にはこの絵柄が最もマッチすると思うし、絵と、ストーリーが共鳴して、いつしか、とっつきにくさは、やみつき、へと変化してしまう。
僕は、なんとなくスマイルの気持ちがわかるんだよね。無表情な奴にも感情はあるし、人から好かれたいとも思ってる。ただ、それがうまくできないだけで、自分から、積極的に無愛想になってるわけじゃない。だから、人から嫌われる人ほど、実は人を求めているんじゃないかな。だけど回りは、自分から無愛想をつくり人を避けてると思うわけだよね。人を避ける人には、何らかの影がそうさせていると思うのは、あながち間違っていないと思う。扉をこじ開けて、引き上げてくれる人が現われれば、誰だって笑いたいと願っているもんだよ。
僕は映画を見ていないけど、窪塚がマンションから飛び降りたの、なんとなくこのマンガが影響してるんじゃないかと思うのね。
窪塚も、飛びたかったんじゃないかなあ。
こういったスポーツ漫画は、進んでいくうちに必ず、「〜ショット」みたいな必殺技が出てきて、興ざめしてしまうのだが、このピンポンはまっとうに卓球を描いてて、且つストーリーも、卓球の味を損なわずに、しっかりと、自分の哲学を通している。
つまり、なんだな。松本大洋の非凡性。この作家のマンガ界にしめる位置みたいなもんが、なんとなくわかってきたよ。
この作者の絵は、一般的にとっつきにくいと思うけど、彼の作り出す世界観にはこの絵柄が最もマッチすると思うし、絵と、ストーリーが共鳴して、いつしか、とっつきにくさは、やみつき、へと変化してしまう。
僕は、なんとなくスマイルの気持ちがわかるんだよね。無表情な奴にも感情はあるし、人から好かれたいとも思ってる。ただ、それがうまくできないだけで、自分から、積極的に無愛想になってるわけじゃない。だから、人から嫌われる人ほど、実は人を求めているんじゃないかな。だけど回りは、自分から無愛想をつくり人を避けてると思うわけだよね。人を避ける人には、何らかの影がそうさせていると思うのは、あながち間違っていないと思う。扉をこじ開けて、引き上げてくれる人が現われれば、誰だって笑いたいと願っているもんだよ。
僕は映画を見ていないけど、窪塚がマンションから飛び降りたの、なんとなくこのマンガが影響してるんじゃないかと思うのね。
窪塚も、飛びたかったんじゃないかなあ。
コメント