DVD ビデオメーカー 2002/12/20 ¥3,990
まあ、お互いの気持ちの流れが、よく見られるように唐突な感じじゃなくて、自然に描けてるのは、やっぱりさすがだなあと思う。最後は、アンハッピーエンドではないよね?ハッピーエンドでいいんだよね?普通に考えれば。
木曜日ごとに近くの町まで買物に出かける主婦(ジョンソン)が、駅のホームで目に入った煤を取ってもらったことがきっかけで、やはり木曜日ごとに町に往診に来る医師(ハワード)と知り合う。木曜日ごとの逢びき。束の間の恋を、リアリスティックに丁寧に描きこんだメロドラマの傑作。ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」が効果的に使われている。デヴィット・リーンというとワイドスクリーンの壮大な作品とイメージがあるが、これはぐっと個人的な問題に踏み込んだ作品。巨匠の条件は、スペクタクルもパーソナルも見事にこなせるってことが条件の一つにあるのだと思う。黒澤にしても然りだしね。
まあ、お互いの気持ちの流れが、よく見られるように唐突な感じじゃなくて、自然に描けてるのは、やっぱりさすがだなあと思う。最後は、アンハッピーエンドではないよね?ハッピーエンドでいいんだよね?普通に考えれば。
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