ISBN:4091843514 コミック はしもと みつお 小学館 1996/10 ¥509

とても、詩情の漂うマンガ。これ読んでると、日本人に生まれてよかったなあってしみじみ思う。

僕が、人間への信念が崩れそうになったり、初心を忘れそうになったりしたとき、このマンガと「家裁の人」を読んで、ミズコフと桑田さんの人間性に触発され、立ちなおるんだ。

何度も何度も読んだ。マンガの中で、手塚治虫とのと、これと、「家裁の人」だけは、いつまでも手元に置いておくと思う。

両方とも、聖人君子的な主人公なんだけど、僕は決してこういった人間が現実にいないなんて思わないし、思いたくない。
そして、そういった人間を描くことは、僕は偽善ではなくとてもポジティブなことだと思う。

僕が好きな三作のマンガは、決してニヒリズムに陥っていないという共通点がある。

それにしても、このマンガの脚本を書いたグレゴリーという人物がいったい誰なのか結局最後までわからんかった。

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