僕は、本当は身長が170cmあった。
だけど、実際の僕の身長は157cm。
僕は逆子で、生まれ付き背骨が曲がってた。そのせいで、頭の形はでこぼこ、小さい頃は、虚弱体質だった。
体もねじれてるから、右と左の肩甲骨の大きさが違い左肩が下がってる。
正確な名前は、背骨側椀症。。だっけ?
生まれたときは、将来手術が必要だって言われてた。成長期には、骨の曲がりを抑えるために補正機を付けるようにいわれていたんだそうだ。
少しでも背骨の負担を軽くするためには、運動させるのがよいと、僕は剣道や水泳も習った。
左肩がこれ以上下がらないように常に左肩に荷物を担ぐようにいわれた。かばんを掛けた肩は、上に持ち上げるでしょう?
筋肉を付けることで、背骨を支えるのがよいと、筋トレを勧められた。結果的にこれが僕の虚弱体質を直したわけだけど。
中学に入学して、僕がテニス部に入ることを母は反対した。テニスは利き腕ばかり使うから、僕は右手をますます発達させることになって、左肩が下がっていくことを恐れたんだ。だけど僕はテニス部に入った。今となってはそれがよかったのかどうかはわかんないけど。
でも、僕は成長期に補正機を付ける必要もなかった。手術も結局しなかった。最悪の結果は防げたんだと思う。
僕の手足は、170cm分成長している。胴体だけが、157cmの体。だから、よく足が長いねって言われてきたけど、違うよ。足が長いんじゃなくて、胴が短いんだよ。背骨が曲がってるから。
大学で、ウエイトトレーニングしだして、筋肉がつくと、明らかに右と左で筋肉のつき方が違うんだね。異質な体になってっちゃう。僕は必要以上に筋肉をつけられない体なんだ。だから、大好きなウエイトトレーニングも、そこそこで、あきらめなきゃならなかった。
よく、自分の体が正常な背骨だったらって思ってきた。
僕の背骨は手術で悪化を防ぐことはできても、元のように直してしまうことはできない。生まれつき骨の形が違うから。まあ、もう成長期は終わってるから、骨が悪化することもないんだけどね。
でも背骨は生涯このまま。そしてこのでこぼこの頭も。
確かに、コンプレックスだった。この体を恨み、正常な体を夢見てきた。でも、今まで一緒に生きてきたこの体。今となっちゃ、いとおしいんだよね。この体のおかげであきらめるしかなかったこともあったけど、この体のおかげで得たものもあった。今までも、そしてこれからも一緒に生きていくこの体。この背骨なくして、この体なくして今の僕はいないんだよね。
うん、そうだ、やっぱり、僕の自慢の体だよ。
だけど、実際の僕の身長は157cm。
僕は逆子で、生まれ付き背骨が曲がってた。そのせいで、頭の形はでこぼこ、小さい頃は、虚弱体質だった。
体もねじれてるから、右と左の肩甲骨の大きさが違い左肩が下がってる。
正確な名前は、背骨側椀症。。だっけ?
生まれたときは、将来手術が必要だって言われてた。成長期には、骨の曲がりを抑えるために補正機を付けるようにいわれていたんだそうだ。
少しでも背骨の負担を軽くするためには、運動させるのがよいと、僕は剣道や水泳も習った。
左肩がこれ以上下がらないように常に左肩に荷物を担ぐようにいわれた。かばんを掛けた肩は、上に持ち上げるでしょう?
筋肉を付けることで、背骨を支えるのがよいと、筋トレを勧められた。結果的にこれが僕の虚弱体質を直したわけだけど。
中学に入学して、僕がテニス部に入ることを母は反対した。テニスは利き腕ばかり使うから、僕は右手をますます発達させることになって、左肩が下がっていくことを恐れたんだ。だけど僕はテニス部に入った。今となってはそれがよかったのかどうかはわかんないけど。
でも、僕は成長期に補正機を付ける必要もなかった。手術も結局しなかった。最悪の結果は防げたんだと思う。
僕の手足は、170cm分成長している。胴体だけが、157cmの体。だから、よく足が長いねって言われてきたけど、違うよ。足が長いんじゃなくて、胴が短いんだよ。背骨が曲がってるから。
大学で、ウエイトトレーニングしだして、筋肉がつくと、明らかに右と左で筋肉のつき方が違うんだね。異質な体になってっちゃう。僕は必要以上に筋肉をつけられない体なんだ。だから、大好きなウエイトトレーニングも、そこそこで、あきらめなきゃならなかった。
よく、自分の体が正常な背骨だったらって思ってきた。
僕の背骨は手術で悪化を防ぐことはできても、元のように直してしまうことはできない。生まれつき骨の形が違うから。まあ、もう成長期は終わってるから、骨が悪化することもないんだけどね。
でも背骨は生涯このまま。そしてこのでこぼこの頭も。
確かに、コンプレックスだった。この体を恨み、正常な体を夢見てきた。でも、今まで一緒に生きてきたこの体。今となっちゃ、いとおしいんだよね。この体のおかげであきらめるしかなかったこともあったけど、この体のおかげで得たものもあった。今までも、そしてこれからも一緒に生きていくこの体。この背骨なくして、この体なくして今の僕はいないんだよね。
うん、そうだ、やっぱり、僕の自慢の体だよ。
コメント
お子さんも僕と同じ側腕症なのですね。
詳しくはないですが、側腕症も先天的な部分と後天的な部分があると思うので、後天的な部分は、防ぐことができるかもしれません。
僕がやったように、できるだけ曲がっている方向と別の方向に体をまげる意識をつけさせるとか。
アメリカは、日本よりも、そういった障害を個性として受け入れてくれる土壌があるように思います。
健全な人でもコンプレックスを抱えている人がいれば、障害を抱えていても自信一杯に人生を楽しんでいる人もいます。
娘さんが、自分の体に自信を持ち、コンプレックスを持たないで育つことがもっとも重要な点だと思います。
障害云々よりも、娘さんの気持ちがどう育っていくのかが大切です。
周りの人のサポート、特に親であるSueさんの理解は、娘さんを勇気づけることともいます^^
おこがましいことをいってすいません。
娘さんの幸せを祈っています。
Sueさん、頑張ってくださいね。