DVD ワーナー・ホーム・ビデオ 2004/09/23 ¥1,575
30年代、経済恐慌にあえぐアメリカではギャングが横行していた。なかでもひときわ悪名高い男女の2人組みが、ボニー&クライドだ。無軌道に犯罪を重ねる彼らは、娯楽のない国民のヒーロー的存在になるが…。
製作も兼ねたウォーレン・ベイティとフェイ・ダナウェイが演じる破滅的な愛の物語は、アメリカン・ニューシネマの金字塔的作品だ。犯罪者らしからぬスタイリッシュないでたちが人気の理由で、ボニーの衣装は今でもファッション誌でとりあげられるほどにカッコイイ。ラストで2人が87発の銃弾を浴び、踊るように身もだえて絶命するシーンはあまりにも有名だ。彼らの一味に扮したエステル・パーソンズがアカデミー助演女優賞を受賞している。監督はアーサー・ペン。
ボニー&クライドってこういうお話だったのね。もうね、これは、ラストですよ。ラストの一斉放射が、この二人を更なる伝説へと押し上げたんだと思いますですよ。二人の放蕩と燃え上がる青春は太く短く華々しく終焉したのでりますよ。刹那のスリルサスペンス。。行き着く先は引き返せない死への袋小路なのですな。

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