映画 『海の上のピアニスト』
2004年7月14日 映画〔洋画〕
DVD パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン 2004/04/23 ¥4,179
大西洋を往復する豪華客船、バージニア号。この船には楽譜を読まずに即興で演奏する、1人の天才ピアニストがいた。その男はこの船で生まれ、以後一度も船を降りたことがなかった。ほんとにいそうな気もするなあ、ピアニストかどうかはしらんけれど。ただ、ニューシネマパラダイスでも思ったのだけど、この監督は良い場面とあまりよくない場面の落差が激しいというか、船の揺れに任せてピアノがあんなに長い時間いったり来たりするかよ〜!とか、ちょっと現実離れしすぎな場面もちらほら。自分の命をかけてまで船に残るってなんか宇宙戦艦ヤマト(完結編)みたい。そんなに外の世界って怖かったのかしらん?
『ニュー・シネマ・パラダイス』で世界的名声を得たジュゼッペ・トルナトーレ監督が、壮大なスケールで描く叙事詩である。生まれた年にちなみ、1900(ナインティーン・ハンドレット)と名づけられたピアニストを、個性派スターのティム・ロスが演じる。ジャズピアニストとのピアノ対決、シケで揺れる船の大広間でピアノごと移動しながらの演奏など、伝説にふさわしい名場面が次々と展開する。
メロディーは船客の人生、リズムは海のうねり。これは20世紀の最後を飾るにふさわしいモニュメントだ。
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