DVD 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2004/01/23 ¥2,090
『ジョンQ-最後の決断-』のD・ワシントンが監督デビューを果たした感動ドラマ。暴力癖の水兵が精神科医の治療を受けて、幼少時代のおぞましい記憶を乗り越えていく。
デンゼル・ワシントンは演技も渋いけど、作る映画も渋いなあ。アントワンフィッシャーの自伝の映画化。フィッシャーの根底には、自分は堕落し価値のない人間で、幸せになる資格などないといった思いがあるようで、それは幼いころのさまざまなトラウマによるところ。幼いころというのは、将来の人間性を決定するほどに影響力をもつの、例え些細なことでもね。精神科医もまた、彼と話すことで、自分の妻とのわだかまりを解決していくのは、彼を通して、自分を見つめたから。僕も今、境界性人格障害の人とメールのやり取りや、電話で話してるのだけど、彼と話す中で、自分の考えを披瀝することが、自分を見つめなおす行為にもなってて、非常に実感としてわかるんだよね。

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