DVD ブエナビスタ・ホームエンターテイメント 2004/03/19 ¥1,890
1959年、アメリカの名門全寮制高校。生徒たちは、伝統と規律や親の期待に縛られながら、冷めた気持ちで日々をやり過ごしている。そこに同校OBの教師キーティング(ロビン・ウィリアムス)が赴任してくる。マジメ腐った詩の教科書を破り捨てさせ、机に上に立ち、生きる視点を変えることを教えるキーティング。彼の授業を通して、生徒たちは自らを自由に語り合うようになり、自分の道を歩みだす。だが、彼らの前に厳しい現実の壁が立ちはだかる…。
エリート高校生たちが、教師の言葉や詩に触発されてトキメキを感じ、生き生きと変わっていく姿は感動的。芸達者であるがゆえ、過剰になりがちなロビン・ウィリアムスは、本作では抑えた演技で作品に奥行きを与えている。全編にあふれる詩と、生徒たちの心の変化を暗喩する四季折々の映像が美しい
ロビン・ウィリアムスはコメディーに定評があるけど、僕は彼のコメディーはそんなに好きではなくて、こういったヒューマンドラマの先生や医者が彼には適役だと思う。
最後に、勇気を振り絞り、先生に自分の成長を示す生徒の場面は感動的だ。しかしながら、一番印象的だったのは、それが現実として、本当なのならの話だが、人前で発表もすることが出来ないほどの臆病な生徒であっても、クラスのみんなは、そんな彼を積極的に受け入れているところである。

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