DVD バンダイビジュアル 1999/11/25 ¥5,250
北野組の助監督、清水 浩の初監督作品。たけし軍団のダンカンが脚本、主演を担当し、撮影が北野組の柳島克己ということもあって、北野映画の色彩濃厚な作品。主演は大河内奈々子。
女子大生の美つき(大河内)は沖縄の初日の出ツアーに参加したのだが、実は多額の借金を抱える人たちによる保険金目当ての自殺志願ツアーであった。ツアーコンダクター(ダンカン)は、彼女も巻き込んで殺そうとするのだが…。事情を知らない少女の屈託のなさと、死にたい人たちとの奇妙なやりとりや、乾いたユーモアもまた北野直系の証しか。主題歌『ぼくらはみんな生きている』も印象的だ。一見、生死を弄んでいるようで、死の重みを考えさせられる1本だ。ロカルノ映画祭アキュメニカル賞を受賞している。
黒澤の「生きる」を皮肉った題名だが、内容はブラックユーモアが効いていて、見ごたえがある。実はかなり気にいってるのだけど、とっても落ち込む内容でもある。ダンカンが脚本したの!?マジですか!!

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