アトピー

アトピー肌は、こまめに洗顔することが大切。水ではなく、お湯のほうが肌への浸透率や、汚れの落ち具合がよい。

僕は基本適によほどのことがない限り保湿剤は使わない。クリームなどを塗ると、乾燥は抑制されるけど、肌の自浄作用が弱くなって、アトピーのほんとの改善には至らないように感じる。薬も同じ。ステロイド系はいうまでもなく、最近話題のプロトピック軟膏も塗らないほうがよい。最初は、悪化したりひどくなったりするが、それを我慢して、ちゃんとケアしていればいつしか肌は自浄作用で快方へ向かってくれる。
僕のやっている方法は、まず、洗濯機のカビはこまめにカビ洗浄剤で除いておく。洗剤は液体の合成石鹸。粉だと溶け残りが肌を刺激するし、科学洗剤もアトピー肌には強すぎる。洗顔やシャンプーももちろん弱酸性。洗うときよくあわ立ててこするのではなく転がすように洗う。
食べ物は、なるたけコンビニ食は避ける。保存料がアトピーを悪化させる。
そしてこれが一番大切なことなのだが、アトピーはかくことで悪化する。逆にいえばかかなければ治るわけだから、いかにかくことを防ぐかが一番大切となる。かくのは肌が乾燥して痒くなるから。僕は、風呂から出た後や、顔を洗った後すぐに、アトピーの部分にタオルをあてておく。僕は顔にアトピーがあるので、鉢巻のようにタオルを巻いておく。こうすることで、洗顔後の水分の蒸発を遅くすることができるし、タオルで外気から守ることで、刺激が少なくなり、かゆみも軽減そして、何より、タオルがあるので、肌を掻くことがない。これが威力を発揮するのは寝たときで、アトピーの人は寝たときにどうしても無意識に肌をかいてしまうが、タオルを巻いておけばそれを守ることができる。

これが僕のアトピーケア。これを約一年続けて、今僕のアトピーはほぼ治ってきている。根気は要るが続けることが重要だ。治りかけは気が緩むが、治りかけこそが肝心だ。

だけど、このアトピーって人間が潔癖になりすぎたが故の現代病なんだよねえ。体の過剰反応なんだから。体の防御機能が守るところがないもんだから、ちょっとしたほこりにも過剰に防御反応起こしちゃうんだもんね。面白い調査結果が合って、日本人のアレルギーやアトピーは、衛生面がしっかりしだしてから発生しだしたんだって。ギョウチュウ検査で人間の中から寄生虫が住めなくなっちゃった。そういえば、花粉症も、昔の人にはいなかった。寄生虫に向かうはずの防御機能が行き場所なくて、些細なほこりに反応しちゃう。
衛生面に、問題があるとされる国の人々は、みんな体に寄生虫を飼ってるけれど、みんな健康的に過ごしてる。アトピーやアレルギーの人はいないんだって。
んで、現在変わった療法として、体の中にギョウチュウを飼うってのがあるよね。でも、ちょっと勇気がいるなあ＾＾；
寄生虫と共存するって運動を展開してる医者の人もいるよね。

あ、それとあとひとつ、アトピーは、新陳代謝を活発にすることで、軽くなるみたい。運動したりするのもいいみたいだよ。