ISBN:4003420950 文庫 尾高 邦雄 岩波書店 1980/01 ¥378
第1次大戦後の混迷のドイツ。青年たちは事実のかわりに世界観を、認識のかわりに体験を、教師のかわりに指導者を欲した。学問と政策の峻別を説くこの名高い講演で、ウェーバー(1864‐1920)はこうした風潮を鍛えらるべき弱さだと批判し、「日々の仕事(ザッヘ)に帰れ」と彼らを叱咤する。それは聴衆に「脅かすような」印象を与えたという。
いみじくも学問を志そうと欲するものは、何かの理想を思い描いてる暇があればザッヘ(仕事)へ帰れ!公務員試験を目指してる奴は受かりたいと思う暇があれば、勉強をがむしゃらにしろということですね。ギャフンミ(ノ;_ _)ノ =3 バタン
学問とは、この世の真理をつまびらかにしてくれるわけではない。なぜなら、この世が存在するに足るものかという前提において、学問は何らの解答も用意できないからである。ならば現在において、学問とはどのような意味を持っているのか。なんてことをね。トルストイの人生の解釈が大変興味深かった。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索