映画 『アンナ・カレーニナ』(97年)
2004年5月24日 映画〔洋画〕
DVD ジェネオン エンタテインメント 2002/01/25 ¥4,935
ロマノフ王朝時代の帝政ロシア。貴夫人アンナ・カレーニナ(ソフィー・マルソー)は、近衛連隊の青年将校ウロンスキー(ショーン・ビーン)と知り合い、激しい恋に落ちた末に夫(ジェームズ・フォックス)も子どもも捨ててしまうが、その許されない道行きの果てに彼女を待ち受けていたものは……。アンナ・カレーニナがまさか、あんな彼になあ。。。(3点)w。愛情という奴はどうしてこうも人をヒステリックにしてしまうのだろう。これも原作読んでからみた。映画としては申し分なかったように思う。ああ、悲痛だ悲痛だ。運命たるや。。。
これまで幾度となく映画化されてきたロシアの文豪トルストイの名作を『ベートーベン 不滅の恋』のバーナード・ローズ監督がイギリスとアメリカの合作で挑戦。チャイコフスキーの名曲を全編効果的にちりばめつつ、華麗で壮大な愛の悲劇がコンパクトにまとめられている。S・マルソーが次第に狂気を帯びていくかのようなヒロインを大熱演。風景を活かしたダリン・オカダによる撮影も実に壮麗である。
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