DVD 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2004/02/20 ¥2,079
ニューヨークのTVやナイトクラブで活躍する漫談家のアルビー(ウディ・アレン)は、テニスクラブでアニー(ダイアン・キートン)と意気投合し、同棲生活を始めるようになるが、すぐさまお互いの嫌な部分が目立ってみえるようになっていき、そして…。
NY派のエンタティナー、ウディ・アレンが監督・脚本・主演し、同年度のアカデミー賞で作品・監督・脚本・主演女優賞を受賞した、シンプルでスタイリッシュ、しかし「僕を会員にするようなテニスクラブには入会したくない」など、神経症的ともいえるアレン独特のセリフも矢継ぎ早に繰り出されていくラブストーリー。
今振り返ると、シェリー・デュヴァルやシガニー・ウィーヴァー、クリストファー・ウォーケン、ジェフ・ゴールドブラムなどなど、後の異色スター総出演であったことにも驚く。
ウディ・アレンの作品は個性がある。じわじわときいてくる味のある作品。
自らのコンプレックスを武器にし映画を彼独自の雰囲気に仕立て上げる。つまり、アレンは自分のことをよく知ってる。そして、自分の欠点をも、ジョークにしてしまうくらいの余裕を見せているから、みているこっちも気がねない。
アレンは、自虐的なネタによって人を笑わせ、自分でもそれを笑い飛ばすことにより、そのままの自分でいいと、最大の自己肯定をしている。

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