読書 『読書について 他二篇』
2004年2月19日 読書
ISBN:4003363221 文庫 ショウペンハウエル 岩波書店 ¥460
アマゾンで見てみると、やや!?評価高いなあ。でも、僕はあんまり同意しかねる部分も多々あったんよ。
たとえば読書は考える力を奪うとか言っときながら、それをよくよく吟味し自分の知識として昇華できるものは読書をする必要があるといってるし。何だろう、つまりは,天才や、選ばれたもの以外は何をやっても限界があるみたいな物の書きようが不遜、尊大に感じられて、ショーペンハウエルってものすごい自信家だったのやなあと。まあ、それだけの実績も残してるのだし、自負するってのは決して悪いことではないと思うのやけど、何か、こう無知なる者どもみたいな言い回しに大衆に対する蔑視を感じて,っていうか、実際に蔑視してるようだけども、自分の著書が悪書ではないと言いきれるその絶対的な自信は見習うべきなのかどうなのか。でも、示唆にとむ警句がちりばめられていて,新たな視点から読書の意味について考えることができたのも事実であるからして、読まないよりは読んだほうがよかったと思えるので、やっぱり良書なんかね。うん、人生の時間は限られているから、読む本はよくよく吟味しようっと、そして、やっぱり、再読も必要だよねって改めて思いなおしたって話やねんな。
「読書とは他人にものを考えてもらうことである。1日を多読に費やす勤勉な人間はしだいに自分でものを考える力を失ってゆく。」―一流の文章家であり箴言警句の大家であったショウペンハウエル(1788‐1860)が放つ読書をめぐる鋭利な寸言、痛烈なアフォリズムの数々は、出版物の洪水にあえぐ現代の我われにとって驚くほど新鮮である。デッカンショデッカンショ、ショッショッショーペンハウエル。
アマゾンで見てみると、やや!?評価高いなあ。でも、僕はあんまり同意しかねる部分も多々あったんよ。
たとえば読書は考える力を奪うとか言っときながら、それをよくよく吟味し自分の知識として昇華できるものは読書をする必要があるといってるし。何だろう、つまりは,天才や、選ばれたもの以外は何をやっても限界があるみたいな物の書きようが不遜、尊大に感じられて、ショーペンハウエルってものすごい自信家だったのやなあと。まあ、それだけの実績も残してるのだし、自負するってのは決して悪いことではないと思うのやけど、何か、こう無知なる者どもみたいな言い回しに大衆に対する蔑視を感じて,っていうか、実際に蔑視してるようだけども、自分の著書が悪書ではないと言いきれるその絶対的な自信は見習うべきなのかどうなのか。でも、示唆にとむ警句がちりばめられていて,新たな視点から読書の意味について考えることができたのも事実であるからして、読まないよりは読んだほうがよかったと思えるので、やっぱり良書なんかね。うん、人生の時間は限られているから、読む本はよくよく吟味しようっと、そして、やっぱり、再読も必要だよねって改めて思いなおしたって話やねんな。
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