ISBN:4537251514 単行本 藤 ジニー 日本文芸社 ¥1,200
TV・CM「ニッポン人には、日本が足りない」で有名な、山形銀山温泉・碧い瞳の女将が初公開する細腕繁盛記。日本の美しさと伝統、料理、日本語の素晴らしさなど、日本人と日本の心を綴る。
CMでお馴染み、銀山温泉老舗旅館のジニー女将が綴る繁盛記。
たとえ、くだらないと言われようとも、僕は外国人の書いた日本論ってどうしても読んでしまうんだよね。これはおそらく僕のDNAの中にも戦後日本の欧米系外国人に対する劣等感みたいなものが脈々と流れていて、外人さんから日本を誉めてもらうことで、どうにかその劣等感を埋め合わせようという意識が働いているのかもしれんね。
それにいいわけがましいけど、外人さんが書いてくれてるからこそ、客観性を持っていて、日本人自身がわからない日本のよさや欠点を気づかせてくれるんですよ。なんて言ってみたけど外人による日本人論も結構読んでいくと書いてることなんてそんなに変わらないってことに気づきます。でもどうしても読んでしまう、あああ。
まあ、比較分化論としての側面もあるからね。って食い下がってみる。えっ?なら「菊と刀」を読めって?すいません。ドナルド・キーンなら少しは読んでるんでそれで勘弁してちょ。あっ、それは文学論か。
んでこの本の内容はってーと、軽い感じで読めるエッセーみたいなもんでした。頑張ってる人はなんでも美しいです。 

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