映画 『メトロポリス』
2004年2月13日 映画〔邦画〕
DVD バンダイビジュアル 2001/12/07 ¥3,800
ラングの作品を手塚が見ていないなんてことは考えられないから、やっぱり、根底は、ラングなんだと思う。しかし、ここまで変わってしまってはもう完全なオリジナルといってしまってかまわないだろう。てか、まだ、手塚の漫画を読んだわけではないので、今度買って読んでみたくなった。おそらく、手塚の作品とも随分違う風なのではないかと思う。観たところ、かなりな部分に大友色が強かったように観うけられた。
とくに最後の部分なんて、まるで、『アキラ』を見てるよう。
ところで、ジェームスキャメロン大絶賛だそうな。でも、キャメロンは最近出る日本製のアニメはたいてい大絶賛してるような気が。。。
手塚治虫、初期のSF漫画を映画化したアニメ『メトロポリス』。製作期間5年、最先端の技術を駆使し、総作画枚数15万枚を投入した本作がみせるのは、壮大なスケールで描かれた未来都市の姿である。かのフリッツ・ラングの『メトロポリス』を下書きに、手塚治虫が描いた漫画を、大友がさらに脚色しなおしたものか、はたまた、フリッツ・ラングの物はまったく関与せずに、手塚独自の作品として出発したものなのか僕は知らないけど、
どのシーンを切り取っても画になるハイクオリティな作画はもちろんだが、手塚が原作で1ページを使って描いたモブ(群集)シーンを再現した映像はとにかく圧巻。緻密に描かれたリアルな背景とレトロな雰囲気を残した手塚キャラたちが融合することによって、温かみをもった世界が展開される。
物語は、文明の絶頂に達し感情をもつロボットを生み出すまでになった人類と、その先にある悲しみという原作のテーマを踏襲しつつ、オリジナルのストーリーを再構築する形で作られている。脚本を担当したのは『AKIRA』の大友克洋。監督は『鉄腕アトム』の演出もした、りんたろう。豪華スタッフの共演で実現した文字どおり超大作アニメである。
ラングの作品を手塚が見ていないなんてことは考えられないから、やっぱり、根底は、ラングなんだと思う。しかし、ここまで変わってしまってはもう完全なオリジナルといってしまってかまわないだろう。てか、まだ、手塚の漫画を読んだわけではないので、今度買って読んでみたくなった。おそらく、手塚の作品とも随分違う風なのではないかと思う。観たところ、かなりな部分に大友色が強かったように観うけられた。
とくに最後の部分なんて、まるで、『アキラ』を見てるよう。
ところで、ジェームスキャメロン大絶賛だそうな。でも、キャメロンは最近出る日本製のアニメはたいてい大絶賛してるような気が。。。
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