肉体と精神の成長における誤差
2004年2月9日 僕の思ったことサッカーのニュース見て、うおお、中田すげー!
サッカーの試合見て、うおお、平山すげー!
どさくさに紛れて、うおお、キタムすげー!!
テニスの杉山愛が世界ランキング自己最高の8位になったのだそうな。
僕は彼女がここまで上り詰めるとは思っていなかったので、正直驚いた。伊達公子がトップ10内にいたときは、杉山のプレースタイルからいっても、伊達のような個性を見出せなかったから、なにか武器がないとあれ以上いくのは難しいと感じていた。
伊達は、ボールの上がりっぱなをたたくライジングショットといった、誰にも真似できない武器があった。だては、まあ、天才だったわけだが。美人薄命をチョットもじって天才夭折なんちって。才能があるものの活躍できる期間はえてして短いものである、のかどうかは良くわからないが、伊達はの選手生命は、短かった。体力的にというより、精神的に折れてしまった。これにはマスコミの責任も一部あると思う。伊達はその才能を開花させると共に怒涛の連勝街道をひた走り、一気にトップ10に入る。そのセンセーショナルな登場は、彼女を一気にスターダムに押し上げた。天才の宿命かな、マスコミの沸騰振りは、彼女のテニスへの集中を妨げた。伊達はトップ10に入って以来、テニスが楽しくなくなったといっている。結局伊達はスターという地位に押しつぶされ、トップ10に残ったまま引退をするに至った。
杉山が、運が良かったと、僕が思うのは、天才ではなかったということなのかもしれない。杉山がトップ10に入ったのは最近のことだと記憶している。つまり、伊達よりもはるかにに長い期間を要してはいあがってきたのである。彼女はシングルスの前に、ダブルスで世界ランキングナンバーワンの座を射止めている。それも彼女にとっては好都合だっただろう。日本では、ダブルスはマスコミに殆ど注目されない。たとえ世界ランキングでナンバー1をとってもである。つまり、その期間に、杉山は、マスコミのプレッシャーのないところで、ランキング上位のプッレッシャーになれていくことができた。そして、彼女は武器を持たないぶん、ダブルスにまず力を入れ、そこで、戦略的な技術を磨いていった。まさしく亀のようではあるが、肉体的にも、精神的にも、時宜に適した早さで上っていけたのである。武器がなかったぶんだけ、回り道をしなければいけなかったのだが、その分、彼女の選手生命は延びたといえるのかもしれない。
現在トップ10内に入っているが日本のマスコミの対応は伊達の時に比べれば、比較にならないくらい扱いが小さい。でも、これでいいと思う。今の位置を保っていれば、いずれ嫌でも注目は上がってくる。その頃には、杉山はマスコミにも押しつぶされることはないだろう。
トップ10にはいれたのは、もちろん杉山の努力の賜物だ。しかし、そこには個人に適した、成長のスピードがある。杉山はまず、ダブルスに集中した。
トップになるためには、肉体的、実力的な強さだけではなく、精神的な強さも必要である。伊達はそこを鍛える時間を作る暇なくのぼってしまった。
杉山は精神力も含め、すべての部分の成長を果たした上で、トップになった。
その選手を活かす道は、なにも早ければいいというものではないのである。
サッカーの試合見て、うおお、平山すげー!
どさくさに紛れて、うおお、キタムすげー!!
テニスの杉山愛が世界ランキング自己最高の8位になったのだそうな。
僕は彼女がここまで上り詰めるとは思っていなかったので、正直驚いた。伊達公子がトップ10内にいたときは、杉山のプレースタイルからいっても、伊達のような個性を見出せなかったから、なにか武器がないとあれ以上いくのは難しいと感じていた。
伊達は、ボールの上がりっぱなをたたくライジングショットといった、誰にも真似できない武器があった。だては、まあ、天才だったわけだが。美人薄命をチョットもじって天才夭折なんちって。才能があるものの活躍できる期間はえてして短いものである、のかどうかは良くわからないが、伊達はの選手生命は、短かった。体力的にというより、精神的に折れてしまった。これにはマスコミの責任も一部あると思う。伊達はその才能を開花させると共に怒涛の連勝街道をひた走り、一気にトップ10に入る。そのセンセーショナルな登場は、彼女を一気にスターダムに押し上げた。天才の宿命かな、マスコミの沸騰振りは、彼女のテニスへの集中を妨げた。伊達はトップ10に入って以来、テニスが楽しくなくなったといっている。結局伊達はスターという地位に押しつぶされ、トップ10に残ったまま引退をするに至った。
杉山が、運が良かったと、僕が思うのは、天才ではなかったということなのかもしれない。杉山がトップ10に入ったのは最近のことだと記憶している。つまり、伊達よりもはるかにに長い期間を要してはいあがってきたのである。彼女はシングルスの前に、ダブルスで世界ランキングナンバーワンの座を射止めている。それも彼女にとっては好都合だっただろう。日本では、ダブルスはマスコミに殆ど注目されない。たとえ世界ランキングでナンバー1をとってもである。つまり、その期間に、杉山は、マスコミのプレッシャーのないところで、ランキング上位のプッレッシャーになれていくことができた。そして、彼女は武器を持たないぶん、ダブルスにまず力を入れ、そこで、戦略的な技術を磨いていった。まさしく亀のようではあるが、肉体的にも、精神的にも、時宜に適した早さで上っていけたのである。武器がなかったぶんだけ、回り道をしなければいけなかったのだが、その分、彼女の選手生命は延びたといえるのかもしれない。
現在トップ10内に入っているが日本のマスコミの対応は伊達の時に比べれば、比較にならないくらい扱いが小さい。でも、これでいいと思う。今の位置を保っていれば、いずれ嫌でも注目は上がってくる。その頃には、杉山はマスコミにも押しつぶされることはないだろう。
トップ10にはいれたのは、もちろん杉山の努力の賜物だ。しかし、そこには個人に適した、成長のスピードがある。杉山はまず、ダブルスに集中した。
トップになるためには、肉体的、実力的な強さだけではなく、精神的な強さも必要である。伊達はそこを鍛える時間を作る暇なくのぼってしまった。
杉山は精神力も含め、すべての部分の成長を果たした上で、トップになった。
その選手を活かす道は、なにも早ければいいというものではないのである。
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