DVD バンダイビジュアル 2002/09/25 ¥7,800
ゆうきまさみ、出渕裕、伊藤和典、高田明美、押井守によるクリエイター集団ヘッドギアの原作・企画により誕生したシリーズの劇場版第3作。2002年に番外編「ミニパト」と同時上映された。
今回はゆうきまさみによるマンガ版のエピソード「廃棄物13号」を原案に、メカデザインの出渕裕がスーパーバイザー、「ガンダム0080」の実力派・高山文彦が総監督にあたり、ゆうきの師匠にあたる鬼才マンガ家とり・みきが脚本を執筆。第2作から時間をさかのぼり、レギュラーの特車二課が活躍していた時代(近未来であると同時にすでに近過去)をあくまでも背景にし、近年の「ゴジラ」や「ガメラ」シリーズとも異質な、人の情念によって左右する独自の“怪獣映画”に仕上がっている。
前2作の押井のを基準にすると、やや味気ない感は否めない。
その世界観は前作を世襲してはいるものの、存分に生かしきれてはいない。そかはやはり、押井守という監督の力量をみとめざるを得ないわけであって、その後を引き継いだ監督は気の毒というほかない。だって、普通にみたら結構立派な作品だと思うよこれも。
ただ、押井なら、ここに、ストーリーとは関係ないけどストーリーをより深くする、思想性みたいなもんをつめ込んでくるだろう、そして、おそらく恋愛感情というものは極力排除し、モンスターなんてもんも出さないだろうなあ。ってそれじゃ、このストーリーそのものが全然違ってきちゃうね、あはは。
やっぱり、パトレイバーは、?が一番好きですねえ、詩的で。 

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