いやね、政治学を勉強してたらば、ふと頭に浮かんできたんですよ。ハズイ。ずいずいずっ転ばしごま味噌風味。

今日はね、非常にマニアックな話。

テニスの全日本選手権。

深夜のNHKであるのを辛うじて発見して、録画しておいたんですよ。

男子決勝。本村剛一vs寺地貴弘。

たぶんこの日記を読む人は誰一人として知らないと思うんだけど、もうよだれもんなんですよ。

とくに、僕には大変思い入れのあるこの2人。

まず本村ね。僕の現在のフォアハンド、彼を手本としているんです。彼の強打、そしてトップスピンに憧れてたんですね。

しかも、彼の高校時代のころの練習ビデオ(正確には柳川高校のビデオ)を持ってるんですね。マニアックでしょ(笑)。

んでんで、なんと彼の弟さんと私同い年なんダス。
んで、高校時代の九州大会、僕たちの高校は審判として派遣されたのです。僕は当然審判に立候補してつれてってもらいました。

だって柳川高校ってあの松岡修三を輩出した、現在においても、堀越高校なんかとトップを争うテニスの名門中の名門。将来のプロの卵を見ておく絶好の機会を逃すものかとミーハーな僕は飛びついたわけなのです。

柳川高校の練習風景をみて、ぶっ飛びました。全然他の高校とレベルが違うものですから。

そんな中で1人やたらとものすごいボールを打っていた人物がいます。その人物こそ、本村剛一の弟、本村浩二さんだったのです。

そして、幸か不幸か、僕は柳川の試合の審判をすることになってしまいました。うれしかなし。だって、近くで試合が見れるかわりに、あの洒落ならんスピードのサーブやらなんやらをジャッジしなくちゃならんわけなのです。もう、ガクガクブルブルですよ。

と、そこらへんの詳しい話は瑣末なことなので排除。重要なのは、僕がその本村浩二とトイレで隣どうしになったということなのです。

隣に憧れの本村剛一の弟の、本村浩二がいる。おしっこが止まりました。先にトイレから出ていった浩二くんを追うために、手を洗うのもそこそこに(汚な!)トイレを飛び出ました。そして、恭しく帽子を差し出し、「サインしてください」。
浩二君は、高校卒業と共にプロになってくれました。

でも、最近聞かないなあ。。。

そして僕は本村剛一本人の試合も見にいきました。わざわざ大阪まで。世界ランキングNO1になったこともあるカフェルニコフと試合してました。鳥肌立ちました。でも、鳥肌立ったのは、傘を忘れて雨の中ずぶぬれになったからかもしれません。試合中ずっと震えていて、とった写真が全部ぶれていたのが悔やんでも悔やみきれません。

ちなみに、目の前にきたんですが、あんまり緊張して声かけきれなくてサインもらえませんでした。

そこに松岡修三と伊達公子もいました。2人ともサインもらいそびれました。特に伊達公子は目の前にいたのに僕は気づかずに、公子はどこだー?ってどんどん離れていって、後で気づいて、まじ涙出そうでした。とほほ。。。

さてさて、もう1人の寺地貴弘。

なんと彼も僕の同い年。僕はその頃から彼にただならぬ才能を感じていて、将来日本をになう選手になると踏んでいたのです。

でも、それはテニス雑誌の文字で僕が判断していたっだけだったので、どうにかして実際の試合を見たかったんです。

と、そこへ、僕の先輩が1人全国大会に出場することになったんですね。やったやった。でもさすがに僕は応援にいけません。

マニアな僕は同行する先生に直訴しました。団体戦決勝のビデオを撮ってきてくれと。

先生は不肖不肖ながら了承してくれました。

そして、全国大会が終わって、先輩と先生が帰ってきました。

ビデオを渡してもらって鑑賞会を部員みんなで開きました。僕は愕然としました。寺地がうつっていないのです。なんとならば、寺地は高校2年だったので3年の先輩の顔を立てて2番手に甘んじていたのです。ビデオの試合は一番手の試合でした。

がはあ、そんなばかな。こういう場合は実力順でいきましょうや。しくしく。これまた悔やまれます。

まあ、一番手の人もプロになってそこそこ活躍してるんですけどね。

と、僕にとってはこういう思い入れのある、特別な2人なのです。そして、本村は努力型、寺地は天才型。正反対だけれど2人とも僕の大好きな魅力のあるプレーをしてくれるのです。

正直いうと、世界的な選手になる可能性は寺地の方に感じるけど、今回の試合は本村が勝ちました。

めでたしめでたし。きっと僕以外面白くないだろうな、今日の日記。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索