ウエイトトレーニングの先進国であるかのようにアメリカって見られてると思うんだけど、ウエイトがスポーツにとり入れられだしたのってそんなに昔のことじゃないんだよね。
とくにメジャーリーグは遅くて、1980年代に入ってから本格的にウエイトに取り組みだしたんだよ。
そしてその結果は一目瞭然だよね。
今やメジャーリーグは本塁打30本打つ程度じゃスラッガーとはいえなくなってる。
70本の本塁打を放った選手が近年二人も出てきたたわけで、打高投低の時代なんて言われているけど、ピッチャーの実力も上がってる。
ベーブルースの時代に比べて変化球の数が増えたし、今では時速160kを超える球を投げる選手が結構いる。
ただそれが目立たないのは、打者の技術がそれ以上に向上してるからなんだな。
そしてやはり、その向上っていうのはウエイトの恩恵を無視しては語れないんですよ。
もちろんウエイトの普及によって新たな問題も出てきたわけで、筋肉増強剤なんかもそのひとつではある。でも、これは、プロスポーツという競技の宿命で、ウエイトが重要視され出すと、こういった問題が噴出してくることは予想できたわけだから、ウエイトによる弊害ってより、そのことにちゃんとした対策をとっていない野球協会の責任だといえる。
さて、閑話休題。
現在のメジャーリーグの全選手がウエイトトレーニングをしてるなんてはずはないし、僕もいうつもりはない。
しかし、スラッガーといわれる、もしくは名プレイヤーと呼ばれている選手のほとんどは、ウエイトトレーニングを行っているという事実は知っといてもらいたい。
ちなみに、バリー・ボンズの趣味はウエイトトレーニングである。
ここで、ちょっとしたエピソード。
日米野球あったよね。そんときにまだ巨人にいた松井はサミー・ソーサと話したんだ。
そんときソーサは松井がまったくウエイトトレーニングをしないということを聞いて驚き、「それはいけない。是非ウエイトはやるべきだ」ってアドバイスをしたんだけど、結局松井はウエイトをやらなかった。
でっ、現在アメリカに渡って彼はこんなこと言ってるよね、「ここでは僕ぐらい飛ばす人なんてごまんといる。僕はここでは長距離バッターじゃありません」なんて。
これはやっぱり感覚の問題なんだろかな?彼がいろんな工夫して努力してるのはすごいと思うけど、どうしてその「努力」に筋力をつけるって工夫が含まれないのか?そういう考えにいたらないのか?僕には不思議なんだよね。
このことに気づいたのが現巨人の清原。彼もまた、日米野球でソーサを見たんだけど、そんとき彼はソーサの腕の太さに驚いて、自分の腕をさわり、これじゃあだめだと悟ったわけなんです。それからというもの清原はウエイトに重点をおきだして、今ではライトの看板に当たるホームランを打てるくらいまでのパワーを付けた。彼はこのことに気づいたのが全盛期を過ぎたころなので、これもまたカール・ルイスと同じく残念ではあるけど、現在結果を残しているので彼もウエイトの効果を実感してる。
そんな清原がある番組でこんなことを言っていた。「日本人は車にたとえると、タイヤを替えたりホイールを替えたりして速くなろうとするが、アメリカ人は車のエンジンそのものをとりかえることによりスピードアップを図る」
言い得て妙、だよね。
だから僕はこういいたいわけさ、「日本選手よ、エンジンを変えた上で、タイヤやホイールをかえてみてはどうですか?」と。
それをやって見事に成功している選手がいるじゃない。西部の松井と阪神の金本さん。この二人はウエイトトレーニングをとり入れることによってその成績を伸ばしているよね。とくに松井なんかは本塁打が30本に届いて盗塁とあわせて30・30を成し遂げられる選手になったよね。これなんかウエイトトレーニングしてなきゃまず無理やろうと思われるわけですよ。
ちょっと長くなったんで、ほんとは今回取り上げるはずだったメジャーリーガーたちのトレーニングプログラムは次回にするね。
とくにメジャーリーグは遅くて、1980年代に入ってから本格的にウエイトに取り組みだしたんだよ。
そしてその結果は一目瞭然だよね。
今やメジャーリーグは本塁打30本打つ程度じゃスラッガーとはいえなくなってる。
70本の本塁打を放った選手が近年二人も出てきたたわけで、打高投低の時代なんて言われているけど、ピッチャーの実力も上がってる。
ベーブルースの時代に比べて変化球の数が増えたし、今では時速160kを超える球を投げる選手が結構いる。
ただそれが目立たないのは、打者の技術がそれ以上に向上してるからなんだな。
そしてやはり、その向上っていうのはウエイトの恩恵を無視しては語れないんですよ。
もちろんウエイトの普及によって新たな問題も出てきたわけで、筋肉増強剤なんかもそのひとつではある。でも、これは、プロスポーツという競技の宿命で、ウエイトが重要視され出すと、こういった問題が噴出してくることは予想できたわけだから、ウエイトによる弊害ってより、そのことにちゃんとした対策をとっていない野球協会の責任だといえる。
さて、閑話休題。
現在のメジャーリーグの全選手がウエイトトレーニングをしてるなんてはずはないし、僕もいうつもりはない。
しかし、スラッガーといわれる、もしくは名プレイヤーと呼ばれている選手のほとんどは、ウエイトトレーニングを行っているという事実は知っといてもらいたい。
ちなみに、バリー・ボンズの趣味はウエイトトレーニングである。
ここで、ちょっとしたエピソード。
日米野球あったよね。そんときにまだ巨人にいた松井はサミー・ソーサと話したんだ。
そんときソーサは松井がまったくウエイトトレーニングをしないということを聞いて驚き、「それはいけない。是非ウエイトはやるべきだ」ってアドバイスをしたんだけど、結局松井はウエイトをやらなかった。
でっ、現在アメリカに渡って彼はこんなこと言ってるよね、「ここでは僕ぐらい飛ばす人なんてごまんといる。僕はここでは長距離バッターじゃありません」なんて。
これはやっぱり感覚の問題なんだろかな?彼がいろんな工夫して努力してるのはすごいと思うけど、どうしてその「努力」に筋力をつけるって工夫が含まれないのか?そういう考えにいたらないのか?僕には不思議なんだよね。
このことに気づいたのが現巨人の清原。彼もまた、日米野球でソーサを見たんだけど、そんとき彼はソーサの腕の太さに驚いて、自分の腕をさわり、これじゃあだめだと悟ったわけなんです。それからというもの清原はウエイトに重点をおきだして、今ではライトの看板に当たるホームランを打てるくらいまでのパワーを付けた。彼はこのことに気づいたのが全盛期を過ぎたころなので、これもまたカール・ルイスと同じく残念ではあるけど、現在結果を残しているので彼もウエイトの効果を実感してる。
そんな清原がある番組でこんなことを言っていた。「日本人は車にたとえると、タイヤを替えたりホイールを替えたりして速くなろうとするが、アメリカ人は車のエンジンそのものをとりかえることによりスピードアップを図る」
言い得て妙、だよね。
だから僕はこういいたいわけさ、「日本選手よ、エンジンを変えた上で、タイヤやホイールをかえてみてはどうですか?」と。
それをやって見事に成功している選手がいるじゃない。西部の松井と阪神の金本さん。この二人はウエイトトレーニングをとり入れることによってその成績を伸ばしているよね。とくに松井なんかは本塁打が30本に届いて盗塁とあわせて30・30を成し遂げられる選手になったよね。これなんかウエイトトレーニングしてなきゃまず無理やろうと思われるわけですよ。
ちょっと長くなったんで、ほんとは今回取り上げるはずだったメジャーリーガーたちのトレーニングプログラムは次回にするね。
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