新潮か岩波か、それが問題だ・・・
2003年8月8日 読書〔小説・詩〕うおっほー!うへっほー!はりはりふへっほっほー!
やってきました台風!タイフーン!たいふへっほっほー!けけけけけけけ、うっひっひってうれしくなった私は暴風のなかわざわざマンションを飛び出し風圧という自然の神秘を体の全体で受け止めながら夏なのに北風小僧の寒太郎ごっこをここぞとばかりに楽しんだのです。なんて僕はそんな事しないよ。
ほんとは家でおとなしく読書をしていたのさ。あひゃひゃ。
それにしても今日みたいな風の強烈な日にゲーテの「ファースト」を読んでいると、これはひょっとして風の精ジュルフェか?それともメフィストフェレスでも現れるんやないけ?なんて臨場感が高まりまんがな。現れるなら現われい!おらはファーストみたいに間抜けに魂はわたさんぜよ!こらメフィーよ。
そんな感じで読みふけっておりましたが、いかんせんこのファースト先生のやってることが変態じみていて好感が持てず、悪魔としての使命を全うしようとしてるメフィーのほうがやってることの筋がとおってんやないん?とかなんとか思ったまま
「ファースト」(第一部)読了。
ぐげげ、このファーストせんせが第1部でやったことっていや、好いたおなごは16かそこいらの御年ごろでございやして、ご自分はご老体だはんで若返りの薬飲んでまずやったことってのがその娘ん部屋に忍び込んで匂いをかぐ。ってなにしてんのん先生!?驚き桃の木山椒の木。しかも置き土産においてったアクセサリーを発見したむすめっこは怪しみもせずこれをおいてったお方は良い人に違いないってあーた、心の広い時代だなあ。
天才と狂人は紙一重なんて言いますが、名作と怪作もほんの少しの違いなんやおまへんやろか?とか感じてしまいましたがな。
いや第二部が楽しみじゃね、こりゃこりゃ。
それにしても古典や近代文学の文庫を購入しようとするときに、いつも僕は新潮と岩波どちらにするかで悩んでしまうの。このファーストもしかり。
新潮、岩波どちらにも一長一短あって、簡単には決められしまへんねや。ねえ?
たとえば伝統や格式なんてものを重視するなら岩波かしらん?でもでも(最近はそうでもないが)、岩波って文字が古めかしいんだよね。最近読書はじめた僕チンにはちいと敷居が敷居がってでも岩波買って本棚並べてるとなんか見栄えがしてええやん♪なんて俗物根性丸出しで陳腐な僕。
しからば新潮はってーと、いーねいーね、読みやすい。装丁もイカしてるのが多いしね。ああだけど、岩波と比してみるといかんせん品薄ってか、ひとりの作家はできるだけ一つの出版社でで統一したい僕としてはここが悩みの種なんだよね。どうすんべどうすんべ、たとえばニーチェ。これは岩波で集めるって決めてたのに見てみたら「ツァラトゥストラはこういった」なんてそりゃないでしょ。一方新潮は「ツァラトゥストラはかく語りき」。やっぱり古典の題名はこうでなきゃ。
たとえこだわり過ぎといわれようが、これからも重大な問題として僕を苛み続けるのであるだろうなあ。
やってきました台風!タイフーン!たいふへっほっほー!けけけけけけけ、うっひっひってうれしくなった私は暴風のなかわざわざマンションを飛び出し風圧という自然の神秘を体の全体で受け止めながら夏なのに北風小僧の寒太郎ごっこをここぞとばかりに楽しんだのです。なんて僕はそんな事しないよ。
ほんとは家でおとなしく読書をしていたのさ。あひゃひゃ。
それにしても今日みたいな風の強烈な日にゲーテの「ファースト」を読んでいると、これはひょっとして風の精ジュルフェか?それともメフィストフェレスでも現れるんやないけ?なんて臨場感が高まりまんがな。現れるなら現われい!おらはファーストみたいに間抜けに魂はわたさんぜよ!こらメフィーよ。
そんな感じで読みふけっておりましたが、いかんせんこのファースト先生のやってることが変態じみていて好感が持てず、悪魔としての使命を全うしようとしてるメフィーのほうがやってることの筋がとおってんやないん?とかなんとか思ったまま
「ファースト」(第一部)読了。
ぐげげ、このファーストせんせが第1部でやったことっていや、好いたおなごは16かそこいらの御年ごろでございやして、ご自分はご老体だはんで若返りの薬飲んでまずやったことってのがその娘ん部屋に忍び込んで匂いをかぐ。ってなにしてんのん先生!?驚き桃の木山椒の木。しかも置き土産においてったアクセサリーを発見したむすめっこは怪しみもせずこれをおいてったお方は良い人に違いないってあーた、心の広い時代だなあ。
天才と狂人は紙一重なんて言いますが、名作と怪作もほんの少しの違いなんやおまへんやろか?とか感じてしまいましたがな。
いや第二部が楽しみじゃね、こりゃこりゃ。
それにしても古典や近代文学の文庫を購入しようとするときに、いつも僕は新潮と岩波どちらにするかで悩んでしまうの。このファーストもしかり。
新潮、岩波どちらにも一長一短あって、簡単には決められしまへんねや。ねえ?
たとえば伝統や格式なんてものを重視するなら岩波かしらん?でもでも(最近はそうでもないが)、岩波って文字が古めかしいんだよね。最近読書はじめた僕チンにはちいと敷居が敷居がってでも岩波買って本棚並べてるとなんか見栄えがしてええやん♪なんて俗物根性丸出しで陳腐な僕。
しからば新潮はってーと、いーねいーね、読みやすい。装丁もイカしてるのが多いしね。ああだけど、岩波と比してみるといかんせん品薄ってか、ひとりの作家はできるだけ一つの出版社でで統一したい僕としてはここが悩みの種なんだよね。どうすんべどうすんべ、たとえばニーチェ。これは岩波で集めるって決めてたのに見てみたら「ツァラトゥストラはこういった」なんてそりゃないでしょ。一方新潮は「ツァラトゥストラはかく語りき」。やっぱり古典の題名はこうでなきゃ。
たとえこだわり過ぎといわれようが、これからも重大な問題として僕を苛み続けるのであるだろうなあ。
コメント